女囚701 さそり
海外でプリズンと言えばアマゾネス、日本で女囚と言えばさそり、というくらい有名な『女囚701 さそり』を見た(岡本なつきではなく、当然梶芽衣子ね。)随分前に見たことがあるはずなんだけど、いつだったか全然思い出せない。そして内容もほとんど忘れていた。
当然この時代の東映にはずれがあるわけもなく、相当面白い映画だ。演出は拷問、リンチの連続で緊張感があってなかなかだと思うのだけど、最初から最後までコント大会の様な内容でそこも最高だ。
特にシャワー室で梶芽衣子を殺そうとする女が、窓ガラスに頭から突っ込んだ後、顔を上げたら突如デーモン閣下の様なメイクになって追いかけて来るところなんて爆笑させられた。照明も緑になるし。とにかく変なことばっかりやっていて、非常に参考になった。
この当時の日本映画って本当滅茶苦茶なことばかりやっている。この映画も端々に体制に対する反抗のメタファーが出てくる。日の丸を象徴的に酷い扱いをしていて、時代を感じさせる。
梶芽衣子も素敵だ。基本的にずっと眉間に皺が寄っていて、何だか美しい。そして、柴崎コウにちょっと似ているなあと思った。柴崎コウももっと滅茶苦茶な映画に出て、ずっとだまっていたりする役をやって欲しい。
DVDPACIFICから3枚組みのボックスで届いたので、あと2枚さそりを楽しめる。
