2008年12月 1日

DIARY OF THE DEAD

ジョージ・A・ロメロの『DIARY OF THE DEAD』を観た。ロメロといえばゾンビ映画。これはその最新作。

全編ビデオ撮りで、ドキュメンタリータッチで物語は進行していく。この映画はそれが売りらしいが、よく考えると予算がなかっただけとも言える。確かに全編を通して、低予算の匂いがプンプンしてくる出来だ。ロメロですら最早、大きなバジェットを取れない現実。

内容は、まあ面白いと言えば面白かった。キーワードとしてWEBやBLOGの存在が出てくるのだけど、それは何だか古臭く感じてしまった。おじいちゃんがITに対して持っている古いイメージを映画にした感じだろうか。

気になったのは、登場人物に全然魅力がないこと。かわいい人が出てくるわけでもないし、『DAWN OF THE DEAD』の様に魅力的に人物が描かれる訳でもない。故に全然ドラマを感じなかった。誰が死んでもどうでも良い感じか。

全体に流れる「人間とは」みたいなテーマも少し説教臭い。ロメロのゾンビ映画は結構そうなのだけど、今回のはそれを特に強く感じた。

でも全体で見るとそれなりに見られるし、まあ面白いってことなんだろう。でもやっぱりショッピングモールに立てこもって欲しかったなあ。

そう言えばこの映画、本国では去年の公開のはず。何で今更上映されたのだろうか。上映しているところも少ないし。俺も六本木ヒルズのレイトショーで見た。