スターシップトゥルーパーズ
amazon便で到着の言わずと知れたポール・バーホーベンの超大傑作SF『スターシップトゥルーパーズ』を見た。何度となく見てるんだけど、見れば見る程いい。何度見ても飽きない映画ってあるでしょ?話なんか全部覚えてるんだけど、何かいいっていうね。僕も何本かそういった映画があるんだけど、この作品もその内の一本。
物語は有名なロバート・A・ハインラインの『宇宙の戦士』が原作。この作品は軍国主義下で一人の軍人が一人前になるまでを右翼思想的に描いたSF(ちょっと強引か)でSF小説界初の強化服つパワードスーツが出て来た事でも有名。映画の方は徹底的に右翼思想を皮肉った描写で進んで行くってのが対比として面白い。
思想的な事は抜きにしてこの映画はやっぱりただものではない。虫の形した宇宙人と人類の大戦争なだけなんだけど、登場人物が何の情もなくバスバス大量に死んで行ったり(しかもだいたいちょっと感情移入し始めた矢先に)、敵に捕まったら迷いなく殺せと言う教官(マイケル・アイアンサイド!特にこの映画での役は最高)がいたりとものすごい最高なことになってる。
その他はとにかくCGがすごい。虫の異常な大群は言うまでもなく、宇宙船のスケール感、動きがすごい。マジででかく見える。ヒロインのデニース・リチャーズの小悪魔っぷりもナイスだし。とにかく僕にとっては『スターウォーズ』なんかより全然リアル。
もちろんバーホーベンだから素敵な悪趣味全開。でもそれだけではなく、映画としてもこの作品はものすごくしっかりしていて、最後まで全く飽きないってのもすごい。ところでバーホーベンはどこからこんなバジェットを調達しているのか。この映画の前はあの『ショーガール』だから。謎。『インビジブル』以来映画を撮ってるって話を聞かないんだけど、ファンとしては早く次回作を見たい。
ちなみに『スターシップトゥルーパーズ2』もそれなりに面白い。ゾンビもので。
珍しく1956年製作のメロドラマ『風と共に散る』なんてのを鑑賞してみた。名作『風と共に去りぬ』と邦題が似ているが、全然違う作品なので間違えない様に。監督は名匠ダグラス・サーク。主演はロック・ハドソン(エイズで死去)。
